そして、迎えた最終日
アピール時間を守らないとショッカーにお仕置きされてしまう商人ネットワークと
パネルディスカッション(笑)
最後は大会旗の引継ぎで盛大に幕を閉じました
来年の開催地は。。兵庫県神戸市です
あっという間の二日間。全国大会で学んだことを活かせるべく、日々邁進してまいります
終わり
基調講演で感動のあまり沢山の涙を流したために、早速水分補給をしないといけません
えっ、マジ 何という事でしょう素晴らしいタイミングで大懇親会へと突入です
今回、全国大会の会場となった新潟市の朱鷺(とき)メッセは、
1万人規模に対応できる会場だそうです
懇親会の会場も、大会会場を半分に仕切った同じ会場でした
黒いカーテンの奥が全国大会の会場です。
何でしょう?この美味しそうなお水は(笑)
新潟には49種類の日本酒があるとの事。でも、さすがに全部は飲めません
新潟限定のサッポロビールや、新鮮な海の幸
泣きっ面にビール
このあとは、新潟の夜の帳へと消えていきました~うふふ
主張発表の後は、旧山古志村長 長島 忠美(ただよし)氏による基調講演です。
演題は、『「言葉」より「行動」~リーダーのあるべき姿~』
平成16年10月23日 午後5時56分 新潟県中越地震発生。
普段と変わらない生活を送っていた新潟の方たちを大きな揺れが襲いました。
山古志村もそのひとつです。
震災直後、自衛隊のヘリに乗り被害状況を見て回った当時の長島村長は
被害のあまりの大きさに言葉を失い、山古志村の復興は絶望的とまで落胆しました。
それでも、リーダーであるべき自分が希望を失ってはいけないと、
この大震災を、村を作り替えるチャンスととらえます。
震災に戸惑い、怯え、悲しむ村民に目を向け、自らの耳で意見を聞き、そばに寄り添うこと。
時には、目標も示せないバカ村長とまで云われた事もあるそうです。
その言葉を、自分の使命は「目標を示し、それに限りなく近づくこと」
と前向きにとらえる強さに深く感銘を受けました。
村民とともに暮らす仮設住宅の見回りを、真夜中に欠かさず行う毎日。
家に戻ると玄関先に、コンビニの袋に入った缶ビールとおしんこが置かれていたそうです。
その中には、こんなメモが。。「毎日、ご苦労様です。これを飲んでゆっくり休んでください。」
今でもこのビールは開けることが出来ず、大切に飾ってあるそうです
リーダーは守るべき者がいるからこそ、自らを奮い立たせることができ、
それに伴い、枠にはまらないで出来る方法を常に考えていかなければならない。
その思いを胸に5年かかるといわれた復興を2年半で成し遂げ、
村に戻る村民を見送ったあと仮設住宅の最後の一人として、退去、山古志村に戻りました。
真のリーダーシップを見せつけられ、圧倒されるとともに
やる気のスイッチもパチッと入りましたたぶん…
一発目からハートを打ち抜かれた主張発表
まだまだ素晴らしい発表が続きます。。
近畿ブロック代表の山本 麻那美さん。インパルスガールズの女性部員として活躍されている
山本さんは、青年部で女性が一人という状況の中、新しいことを受け入れる事の難しさと
大切さを学んだと話します
九州ブロック代表の久木田 大和(たいわ)さんは、農業を営みつつ、第6次産業化を全国初取得。
青年部主催のBBQイベントなどを企画し、大成功。
また、さつまいもドレッシングやジャムなどを開発して、
50%の売り上げ増にも成功したそうです
中国・四国ブロック代表の柴田 祐貴さん。小豆島で400年の歴史を持つ醤油で作る、
佃煮屋さんです。
佃煮をもっとたくさんの人にアピールしたいという想いから、佃煮ドッグを考案。
町のイベントで販売したところ、大ヒット。お客様からも沢山のヒントをもらい、
固定観念に縛られないという気付きを得たそうです
中部ブロック代表・小杉 百恵さん。 世のおじさま方が飛びつきそうな
素敵なお名前の持ち主、モモエさん
人口100人にも満たない石川県と富山県の県境にある地元の町でレストランを経営。
まちづくりは誰のため?子供たちの未来のため!と、
地域の名物商品の開発に力を入れているそうです
そして、精鋭6名の中の頂点に立ったのは、
東北・北海道ブロック代表・山田 岳彦(たけひこ)さん
宮城県の七ヶ宿町(しちがしゅくまち)で芭蕉庵という、お蕎麦屋さんの二代目です。
限界集落一歩手前といわれ過疎化が進む町をなんとかしようと、青年部に入部。
部員数3名のため、有無もいえずに副部長に(笑)
そんな中、人工透析を受けている小笠原さんという先輩と出会います。
病の中、色々な場所に連れ出して、沢山の人を紹介してくれる先輩。
山田さんは青年部の後輩を育てようとする思いに強く心を打たれたそうです。
そして、入部をきっかけに考え、挑み、創ること を学んだと話しておられました。
何とも、甲乙つけがたい主張大会。涙と笑いに溢れ、手に汗握る怒涛の90分でした
続く。。
新潟県中越地震から10年。力強い復興を成し遂げたこの新潟の地で、
第16回商工会青年部全国大会がいよいよ開催されます
義心伝心~今こそ翔け(はばたけ) さらなる躍進のために~
というスローガンのもと、全国から約3000名が集結
見渡す限り、人・ひと・ヒトです
主催者挨拶、来賓祝辞、感謝状贈呈等進行後は、青年部員増強運動表彰式
部員増強純増部門平成25・26年度 連続1位
新規加入部門平成26年度 第1位
この素晴らしい偉業を成し遂げた青年部は一体…
名護市商工会青年部 第二十代部長 仲尾圭司さま~おめでとうございます
一致団結の成せるワザ、益々のご活躍を祈念いたしております
10分間の休憩を挟み、全国各ブロックから選び抜かれた精鋭の方々6名による主張発表へ。。
テーマは、(1)青年部活動に参加して (2)青年部活動と地域振興・まちづくり
ド緊張の中、スタートを切ったのは関東ブロック代表・茨城県の関 哲(せき さとる)さん。
難聴というハンデを抱えながら、入部して7年になる八百屋さんです。
消極的な性格もあり、商工会に入会したメリットを見いだせないままでいたある日、
あの東日本大震災が発生します。
原発事故の風評被害にあいながらも、復興を目指す地元の商店街活性化のため、関さんは
100万人のキャンドルナイトというイベントを企画します。快く協力してくれる青年部の仲間や、
商店街の人達。当日は雨が予想されたそうですが、開始直前、空が晴れ渡ったそうです。
来場者は100万人には届かなかったものの、イベントは大成功!
商店街のためと一念発起したイベントで、チャレンジ精神を持つという
自分の意識改革にも繋がったと話す関さん。
自ら行動を起こすことで、商工会のメリットを肌で感じたそうです。
今の私の状況と照らし合わせて、何事にもチャレンジして成し遂げた時の達成感
とても心に響く素晴らしい発表でした。
続く。。
何ともノスタルジックな雰囲気です
美味しい研修の後は、まじめにお勉強
ん? 「ハイ!質問です!この可愛くカットされたまりもみたいな物はなんですか」
穏やかな口調で酒造内を案内して下さる、九代目蔵元の山本平吉さんが答えてくれます。
「これは、杉の葉で出来た杉玉といってくす玉の始まりだと云われています。
酒屋さんと薬屋さんのお守りで、薬玉(くすだま)とも言うんですよ。」
へええ~~
その他にも、桶と樽の違いは?
桶→口が開いている
樽→口が閉まっている
美味しいお米の代表、こしひかりは酒造りに向かず、こちらの酒造では
越淡麗(こしたんれい)という、新潟産の新米を使用しているのだそうです。
お米からお水まで、地元の厳選素材にこだわった今代司酒造さま。
極上の日本酒も、知識も、体中に沁みわたるご案内をありがとうございました